移動式のブログ

ガジェット、アニメ、プログラミング、考えたことその他色々・・・特にこれといったテーマはないカオスなブログです。

四次元ポケット 仕組み

四次元ポケットの中はどうなっているんだろう

この世界は四次元時空だ。
幅奥行高さのある三次元空間に時間を加えて、四次元であるということだ。
しかし、ドラえもんの四次元ポケットはどうなっているのだろうか。
四次元ポケットの容量に上限は無い。無限に物を入れることが出来る。
恐らく、ドラえもんのポケットは「時間の制約がない空間」なのかもしれない。
昔、自分が考えた、「四次元ポケットの時間分割論」について書こうと思う。

時間の制約

この世界は時間を逆戻りすることはできない。
光速以上の速さで移動することが出来れば時間を逆に進めるという考えもある。
しかし、物質が光速に近づくにしたがって、その物質の質量も無限大に近づいていくので、物質を光速にするのに必要なエネルギーも無限大必要になってしまい、今のところは基本的に光速以上の速さで移動することは不可能である。
タキオン」という光速を超える速さで移動する物質の存在が予想されているが、本当に存在しているのかはわかっていない。

つまり、この世界で人間が時間を遡ることは基本的には不可能であるということだ。

それなら、時間を早く進める(未来に行く)ことはどうなのかというと、技術的に不可能だ。
光速に限りなく近い速さで移動できる乗り物が必要だ。

例えばAという人間とBという人間がいたとして、Aが超早いロケットに乗って、光速に近い速さで移動して、Bは、地球で待機しているとする。
この場合、Aの感じる時間の速さは、Bよりも遅くなるようだ。
つまり、光速に近い速さで進むロケットに乗ったAが一年をロケット内で過ごしたとすると、地球では何十年も過ぎたことになっている。
そして、一年後にAが地球に戻ってきたときにはBは老人になっていた!みたいなイメージだ。

移動する速さが光速に近づくほど、時間の流れは遅くなる
ということだ。



このように、この世界では「時間の方向」は存在するのだが、人間は時間の移動に制約があるということだ。
過去に行くことも未来に行くことも可能なのかもしれないが、基本的に人間は、絶対に時間を戻ったり超早く移動したりはできない。
人間にとってはこの世界では、常に時間が流れていて、止めることも戻すこともできないのだ。

このことから、ドラえもんのタイムマシンは、100パーセントあり得ない道具なわけではない。
過去に行くことは不可能でも、未来にいくのは理論的に可能ではある。





しかし、四次元ポケット内の空間は、「時間の移動に制約が無い空間」可能性がある。

時間を分割して空間を複製する

時間の制約が無いということは、任意の時間に自由に移動できるということだ。
例えば、空間Aという場所があったとすると、一億年前の場所Aにも、一秒後の空間Aにも自由に時間を移動することが出来る。

それなら、時間を極限にまで細かく分割すれば、時間を無限に分割させることができる。時間を無限に分割するということは、空間Aを無限に複製することが出来るんじやないか。

何が言いたいかというと、一分は一秒が60個集まってできている。
一秒単位で空間Aを分割すれば、60秒分、つまり、空間Aが60個分存在するのと同じことになる。

つまり、時間方向に広さが生まれるのだ。
時間は無限に存在するので、四次元ポケットの広さは事実上無限大となる。


四次元ポケット自体は、どこでもドアと同じような原理で、専用の倉庫みたいな場所か何もない空間につながっていると予想されるが、その収納スペース自体が狭くても、時間方向の広さを持っているので、ポケットに入るサイズの道具なら、無限に収納できる。


時間方向の広さとは何か

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上の図のように数十立方センチメートル程度の空間Aがあったとして、現在時刻00:01の空間Aにおにぎりを収納して、一秒後の00:02の空間Aに爆弾を収納して、2秒後の00:03の空間Aにゲーム機を収納して…といったように同じ空間の異なるそれぞれの時間にものを収納することが出来るということだ。


0.0000000001秒単位で空間Aを分割すれば、1秒間の間の空間Aに、空間Aに収まる大きさの物質を100億個収納できるということになる。
実際に、今自分たちが住んでいるこの世界に、0.0000000001秒前の宇宙は存在しているし、0.0000000002秒前の宇宙も存在していたはず。

もし、時間を止めることが出来るのなら、0.0000000001秒前の宇宙にずっといることが出来る。

それなら、0.0000000001秒間という特定の時間の特定の空間Aにものを固定することが出来れば、1秒間の間に、同じ場所Aに100億個の物を置けるということだ。
場所Aが、人ひとりはいるトイレだとしたら、一秒間の間に、そのトイレ一部屋に100億人がいることになる。

例えば、ポケットの中の時間を0.000000…と限りなく細かい時間に分割すれば、普通のズボンのポケットでも、飴玉やスマホなどが無限個入れることが出来るということになる。

時間の移動に制約がなければ、時間方向に広さが生まれる。
時間方向の広さを利用して、容量無制限の収納を実現しているのが四次元ポケットである。



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素粒子 種類

物質を構成する最小の粒子は素粒子だ。
ずっと昔には、この世界にある物質は、水と火と風と土でできていると考えられていたようだ。この考えは、アリストテレスによって生み出されたもので
昔のヨーロッパとかでは、しばらくの間、この四元素によって物質が構成されていると考えられていたそうだ。

その後、錬金術などが発達して、物質を色々いじくりまわしているうちに近代化学へと発展していって、物質は原子から作られているという考えが発見された。そしてさらに、その原子よりも小さい素粒子が発見された。

物質は原子から作られているという考えは、紀元前4世紀ごろぐらいの古代ギリシアの時代からあった。
デモクリトスという哲学者が「すべての物質は小さな、分割不可能な粒子が集まってできている」という原子論を提唱していたようだ。

元素周期表を見れば、水素、ヘリウム…と100種類以上の元素(原子)が存在している。
しかし、素粒子の種類は、以下のように今のところは全16種類のようだ。元素周期表より結構少ない量だ。


物質を作る素粒子クォーク

アップクォーク
ダウンクォーク
チャームクォーク
ストレンジクォーク
トップクォーク
ボトムクォーク

物質を作る素粒子レプトン
電子
電子ニュートリノ
ミューオン
ミューニュートリノ
タウ
タウニュートリノ

力を伝える素粒子

グルーオン
フォトン
ウィークボソン(W粒子)
ウィークボソン(Z粒子)



素粒子と言われると、ニュースとかでよくみ耳にする「ニュートリノ」とかを思い浮かべる人が多いと思うが、理科の教科書なんかでも出てくる「電子」も素粒子である。

電子が素粒子なら、陽子は何なのだろうか。
陽子はグルーオンと、クォークでできているようだ。
グルーオンは、「力を伝える」素粒子で英語で糊を意味するグルー(glue)ということで、クォークを糊付けする粒子である。
アップクォーク2個とダウンクォーク1個を「グルーオン」の力でくっつけると陽子なるようだ。

グルーオンによって、陽子が形成されているということは、グルーオンがこの世界になければ、陽子が存在できなる。
陽子が存在しなければ、陽子と中性子によって作られている原子核が存在できなくなるので、この世界の物質が無くなってしまうということだ。

アンパンマン顔交換 動画

アンパンマン 顔交換シミュレーション

前回、「アンパンマンはロボットかエイリアン」という記事を書いた。
idoushiki.hatenablog.com

この記事では、アンパンマンの顔交換についても書いてある。
バタコさんが超人的な投球能力があるか、アンパンマンの体の中に首が伸び縮みするロボットが入っている可能性があると書いた。

最近、どうすればアンパンマンの顔を交換できるのかをシミュレーションした動画を見つけてしまった。
物理エンジンで、バタコさんがどういう投げ方をすればアンパンマンの顔を取り換えられるのか?といった内容だ。
やはり誰もが一度はアンパンマンの顔交換ってどうやってるんだろうと疑問をもつんだな~。




youtu.be







この動画を見ていて、
アンパンマンの体から顔を突き刺さすための棒が出てくる」みたいなシーンがあったけど、俺が考えた「頭部が伸び縮みするロボットの頭が伸びて、体の上部を通過したアンパンマンの顔に突き刺さって顔を装着する仕組み」と似たような事考えていて笑った。


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↑「アンパンマンはロボットかエイリアン」の記事の図



もし、アンパンマンが上のロボットが入っているような仕組みでなかったら、バタコさんの投球能力はすごい。球のコントロール力も、球の速さも人間離れしてる。バタコさんに硬いボール持たせたらばいきんまんのUFO撃ち落とせるんじゃないか?

仮想通貨とブロックチェーン

仮想通貨Bitcoin

最近、ビットコインなどの仮想通貨の話をよく耳にする。

ビットコインBitcoin)は、簡単に言うと、デジタルのお金だ。
そして、中央機関に依存していない通貨である。
つまり、政府や銀行などの管理している中央機関が存在していない。
例えば、円は日本銀行が発行していて銀行によって管理されているが、ビットコインは、その「日本銀行」に当たる組織がないということだ。

ブロックチェーン技術

銀行や証券会社などの金融機関でのお金のやり取りは、金融機関が管理するデータベースに記録されている。それに対して、「分散型台帳」システムは、特定の組織が管理するのではなく、通信しあう複数のサーバーで管理する。

例えば、AさんがBさんに100円をあげるとする。その時にCさんと、Dさんには「AはBに100円をあげる」というデータを送るとする。


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その後、Aが送金するデータを「100円」から「1円」に改ざんしたとしても、CさんとDさんは「AはBに100円をあげる」というデータを持っている。そのため、Aのデータは不正に改ざんされたことがばれて、Aが改ざんしたデータを無効化できる。

結果、無事に「AはBに100円をあげる」という取引が行われて、Bは100円を受け取ることが出来るということだ。

ブロックチェーンは取引をしている多数のサーバーに取引の帳簿が記録されている。
誰かがこっそりと帳簿のデータを改ざんしても、ほかの多数のサーバと改ざんされたデータを照合すれば、他の多数のサーバとに記録されているデータと、改ざんしたデータが違うということがわかる。

そのため、取引データを改ざんしても、ビットコインを取引している世界中のサーバに改ざん前のデータがある限り、不正はできない仕組みになっている。

不正に改ざんしようとしても、不正ができない仕組みになっているので、「信用」が必要ない。信用がなくても良いということで、「トラストフリー」と言われている。

堅牢性

従来の通貨は、特定の組織に管理されている。そのため、従来の通貨は、「中央集権型」だ。
銀行にお金の管理をゆだねているので、銀行がつぶれてしまえば自分の預けていたお金は無くなってしまう(1000万円までは保証される仕組みにはなっているが)し、銀行のサーバーがハッキングを受る可能性や、口座が差し押さえられる可能性もある。


しかし、ブロックチェーンの仮想通貨なら、一部のサーバーがハッキングを受けてデータ改ざんされても、ブロックチェーンの仕組みによって、改ざんは取り消される。

さらに、中央集権ではなく、分散型(非中央集権型)なので、特定の組織に一元管理されていない。その結果、お金を管理している組織がつぶれるということがない。

実際に、ビットコインのシステムは停止することが無いようだ(ゼロダウンタイム)。

ビットコインは2009年からゼロダウンタイムは続いている。
ブロックチェーンを用いたシステムでは中央管理のサーバーが存在しない。

中央集権型のシステムの場合、サーバーは基本的に全ての情報を管理する。そのため、サーバーが攻撃を受けた場合はサービスが停止することがある。

しかし、ブロックチェーン技術なら、一つの組織ではなく、世界中のたくさんの数のサーバーによって動いているので、どれか一つのサーバーが止まっても、他のサーバー補い合っているので全体には影響なくシステムが稼働し続けるということだ。

若年者納付猶予制度とは何か

会社員にもフリーランスにもフリーターにもならずに、ニートになって収入がゼロになる可能性もゼロではない。
その時は、「国民年金」が払えなくなる可能性がある。

しかし、国民年金には「若年者納付猶予制度」という制度がある。

保険料を納めることが、経済的に難しいとき|日本年金機構
↑によると、
この制度は、30歳未満の人で所得が一定金額以下の場合なら申請することができる。
この制度を利用すれば、国民年金の納付が猶予される。

一定金額・・・(扶養親族等の数+1)×35万円+22万円

普通の保険料の免除制度では、所得のある親と同居していた場合、保険料の免除の対象にならないが、「若年者納付猶予制度」は世帯主の親の所得は関係なく申請することができる。

ニートになった場合、無収入なのに毎月年金を納めるのは大変だが、この制度を利用すれば30歳まで支払いをしなくてもよいということになる。


三十歳までの間に経済的に苦しくなった時に備えてこの制度の存在を忘れないようにしておこう。

鬱になってニートになったり、ブラック企業に就職してすぐやめたり、フリーランスになったけど売れなくて実質ニートになる可能性は誰にでもあるし、他人事ではない。

将来ホームレスになる事さえ時々考えてしまう。

確定申告について

確定申告


フリーランスのように「個人事業主」になったら自分で確定申告をしなければいけない。


確定申告とは、1月1日からその年の終わりまでの1年間の所得を合計して、それにかかる税金を計算して、翌年の2月16日から3月15日の間に申告・納税することをいう。


基準以上の所得があるのに確定申告をしなかったら脱税となり、納めるべき税金に加えて無申告加算税を払うことになってしまう。


確定申告は、フリーランスとして専業で得た所得なら38万円以上で会社員が副業として得た所得なら20万円以上から必要になる。
 

確定申告には、青色申告と、白色申告がある。
どちらのタイプでも、年間所得38万円までなら所得税がかからない。 
しかし、青色申告では、最大で合計103万円まで所得税がかからなくなる。


フリーランスとして確定申告をするとき、仕事でかかるお金を必要経費として数えることができて、その分だけ収入から経費を差し引くことができるので、税金が安くなる(例:インターネットの通信費、仕事での交通費など)。
所得とは、手取りの金額(収入)から経費等を差し引いた金額をいう。
 

簡単に言えば、フリーランスとして何かをやっていて、38万円以上の所得がある人は青色申告をしたほうが税金がお得になるという事だ。

もし将来、フリーランスになった場合、脱税しないように気を付けないといけない。

原子のモデル 電子の位置

idoushiki.hatenablog.com
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この記事で、原子核の周りを電子が回っている原子のモデルの図を描いた。

しかし、「面白くて眠れなくなる素粒子(竹内薫)」という本によると、電子は太陽系のように原子核の周りの決まった位置を回っているわけではないようだ。


電子は太陽の周りをまわる惑星のように原子核の周りを回っているわけではない。

電子の回っている位置は不確定であり、原子核の周りの領域のどこかに確率的に存在している。

電子が存在している確率がある領域を「確率の雲」というようだ。
つまり、電子は、その「確率の雲」のどこかに存在しているという事になる。

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↑この上の図の上部のモデルのようにように、必ず決まった位置を回っているわけではない。
この図の下のモデルのように、確率の雲が原子核の周りに広がっていて、電子はそのどこかで回っている。

どの位置に存在するかは不確定である。


例えば、この確率の雲の領域のある場所では0.01パーセントの確率で電子が存在しているが、この領域内のまた別の場所では3パーセントの確率で電子が存在しているといった具合だ。


さらに、水素原子のエネルギーや回転状態次第で、この「確率の雲」の領域の形状は変わるようだ。
つまり、確率の雲が常に綺麗な球状であるとは限らないということだ。

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学校の教科書とか科学系の本では、原子がたいてい太陽系みたいな形のモデルで描かれている。
フラクタルワールド」の記事でも、「太陽系と原子は似ている」みたいなこと書いたけど、それは違うという事がわかった。