大阪に行った 西成編
労働を初めて約4ヶ月がたった。
我ながら、よく続いたなーと思う。お前誰だよ、鏡を見るたびそう思ってしまいそう。
そしてお盆休み、俺は大阪に新幹線で行くことにした。
会社員やっていたら遠くにのんびりと行ける余裕はなかなかない。有給とか考えない場合は休みは長くても約一週間くらいだろう。
新幹線は恐ろしく早い。
見た目からしても、まるで陸の飛行機だ。
休みに入った日の夜中、予約しておいた新幹線に乗り込み、約二時間半かけて俺は大阪に向かった。
西成区にでも行くか
ネットなどで、西成区という場所を時々目にすることがあった。
日本のスラム街的な雰囲気の場所らしい。
超格安のドヤがたくさんあったり、激安の自動販売機が置いてあったり、ホームレスの人が寝転がっていたり・・・みたいなイメージを抱いていた。
行ってみることにした。
新大阪駅に到着、次の日に知り合いと合流
西に移動式が上陸したわ pic.twitter.com/HmVmIyb3z8
— 移動式 (@idoushiki) August 10, 2019
俺が新大阪駅に着いた時、ネカフェ内でそのことをツイートしたらツイッターのフォロワーのウミニョンさんが明日に会えるかもしれないとのことで、共に西成を散歩することになった。
本来、その日は一人で適当に歩き回るだけの予定だったのだが、運が良い。ともにいてワクワクする人物とともに回ったほうが面白い。
まず、西成に行く前に、ウミニョンさんとともに通天閣周辺を散歩した。
— 移動式 (@idoushiki) August 11, 2019
路地裏の良い感じの雰囲気の路上で座り込みながら話していたところ、ウミニョンさんのフォロワーの人も来るようだった。
俺のたびに、予定外の参加者が増え、なかなか面白そうな展開になってきた。
ウミニョンさんのフォロワーの人は西成区に詳しい人だった。
いざ、西成へ
ウミニョン、ケンタウルス(ウミニョンのフォロワー)とともに、西成へと向かった。
格安のドヤがちょくちょく目に入ってきて、西成感を感じてきた。
ケンタウルスさんについていき、「やまき」という店へとたどり着いた。
店の前では路上で飲んだり食ったりしている人がいた。
俺たちも1本70円のホルモン串焼きと1缶300円のビールを頼み、路上で飲み始めた。
そして、俺が持ち歩いていたじゃがりこも開封して、皆でシェア。
西成で昼間から路上飲み会…
— 移動式 (@idoushiki) August 11, 2019
最高のシチュエーションなのね…! pic.twitter.com/15heT0eyXa
路上で飲みながら話す的なこと、今回が初めてかもしれない。その上、この場所で路上飲み会やるとは、最高なのでは。
夏の昼間、日陰になっている涼しいところで地べたに座る。
昼間から地べたに座りながら数人で酒飲んでいても何の違和感もないエリア。
「俺たちは自由ダァァァァー」って感じに、見えない檻から精神が脱出して空をまっているような気分である。
そして、労働について語り合うなどした。
大阪は東京より家賃が安いので、ニート的な人や、ニー株の人は大阪に来れば良さそうだね、そして西成もあるし。みたいな話もした。
途中で、地面に触れそうなぐらい長くてすごい髪型をしたおじさんが話しかけてきた。
色々変な、面白いことを言っていたのだが、この人は多分頭いい。
ケンタウルスさん曰く、酒でも飲みながらここら辺でダラダラしていればコミュ障が治るだとか。
街中を歩いていると、路上でダンボール敷いて寝ている人や、路上で酒飲みながら将棋やってるおっちゃん達などを見かけた。
そして、ネットなどでよく見る激安の自動販売機も所々置いてあった。
オオ…これは… pic.twitter.com/LSzffXrGKb
— 移動式 (@idoushiki) August 11, 2019
物価が安い。
無料の駐輪場も道路沿いにあったような。
ウォーッ pic.twitter.com/gNsVcTJU56
— 移動式 (@idoushiki) August 11, 2019
例の有名なスーパーもあった。
ニシナリスカイ pic.twitter.com/yQz9ClHjyu
— 移動式 (@idoushiki) August 11, 2019
その後、数件飲み屋を回り、外が薄暗くなり始めたころ、俺が次の日に会う予定であったフォロワーの人から西成に行けそうだと連絡が来たので、さらに予定外の人員が2名増えた。
本来、2人で回る予定だったところ、人数が増えていき、計5人ほど集合したわけだ。これはすごい。
5人で綺麗な夕焼け空の下の薄暗くなった街中を巡り、最終的には公園にて路上飲酒しながら話したりした感じだ。
パトロール中のパトカーが公園の付近の道を通り過ぎるのを何度も見たので、意外と治安的には予想よりは良いのではみたいなことを話した。
公園にて、気づいたらもう夜。楽しい時はあっと今に過ぎてしまうのだろう、体感時間は普通よりも早く感じる。まだ今日が始まってから数分しか経っていないのでは。
その後、5人のうち2人は解散し、フォロワーの空通さん達と西成を脱出し、ラーメンを食い、寝床に向かうことにした。
気分が良いのに少し気持ち悪くなっていた。食い物やアルコールをたくさん摂取したせいか。時にはこういう状態になるのも悪くはない。
無事、マーライオンに転生することなく吐き気は治まった。めでたしめでたし。
おまけ
大阪では松屋の牛丼が関東よりも安かった。
例として牛めし頭大盛りは関東で480円だが大阪にある松屋で食ったときは390円。
■
ニートや引きこもりの大半は人一倍頑張り屋なんだよ、労働すれば金がもらえるし、特に働けとか面倒なこと言われずに生きていけるのに働かないってことは、それだけ今まで嫌な思いに耐えてきたことなのだろう、苦労してきたのだろう。
— 移動式 (@idoushiki) August 8, 2019
たとえ一度でも、学校や労働に行けた時点で、英雄さ。地獄に首を突っ込んだだけでも勇気がある、逃げることに何1つ後ろめたいことなんてないはずさ。国のために、ボロボロになり戦争から帰ってきた兵隊である者たちを、ボロボロになって戦えなくなった戦友を迫害する必要がどこにある
— 移動式 (@idoushiki) August 8, 2019
日本は未だに戦争を克服できていない。軍事的意味では平和でも、この空間を取り巻く精神空間は戦地である。体は生きていても、心は生きているか?
— 移動式 (@idoushiki) August 8, 2019
そしてさらに、学校に行ったことすら働いたことすらない、そして、する気もない人はだめなのかといったらそんなことはなくて、むしろ社会のほうがダメ。人間を生み出すなら、生み出された人間の生きられる道を用意してやるものじゃないか、それを用意できなかった俺たち大人がバカなのである。
— 移動式 (@idoushiki) August 8, 2019
■
最近、よく牛丼を食いにに行く。
仕事帰りに、松屋で晩飯を済ませてから帰るということが多い。
週の半分くらいは牛丼食っているんじゃないだろうか。
— 移動式 (@idoushiki) July 23, 2019
疲れた精神と肉体に染み渡る肉汁
ワンコインで貴族になれる。
480円の牛丼を毎回注文するのだが、すぐに完成して、目の前にうまいメシがやってくるのだ。
500円以下で、ほぼ満腹になる量の牛丼とおまけに味噌汁も付いてくる。
1つのメニューで、ワンコインで食事が完結してしまう。
調味料や生姜のトッピングなどはセルフで自由に使えるし、よく七味や生姜をかけて食べている。
最近はそれに飽きて来て、ポン酢的なものをかけて食っている。
松屋に限らず、牛丼屋に大根おろしポン酢牛丼みたいなメニューがあるのだが、大根おろしはないが、それ以外は似た味を楽しめるのでお得だ。
お昼ご飯から時間が経ち、空腹と疲労で疲れ切った体に牛丼の旨味が染み渡る快感は最高である。
同じ現場で働く、先輩社員とも時々仕事帰りに松屋に行く。
「ああ、今日は疲れた、今日は飯炊いていなかったなぁ・・・」
「松屋いきましょう」
pha書店に行った
今日はファーさんから本を買いましたわ。 pic.twitter.com/vOGYkY8Nh3
— 移動式 (@idoushiki) 2019年7月28日
ああ…
— 移動式 (@idoushiki) 2019年7月28日
俺、生きてて良かった…
ファーさん@phaの新本を本人から買いましたわ、そしてサイン入り。
— 移動式 (@idoushiki) 2019年7月28日
とても良い…
ファーさん、ありがとうございます。 pic.twitter.com/6OOmZywXbx
頑張らない練習、ファーさん、あまりにも良いタイミングで今の俺が読むべきな感じの題名の本を出してきたわね。
— 移動式 (@idoushiki) 2019年7月28日
俺は労働をやりはじめて今大体3ヶ月目くらいか、サインの「がんばりたくない」の言葉は俺の生きる気力を高めてくれるな。
リアルファーさんは顔がブレてぼやけていなかったわ
— 移動式 (@idoushiki) 2019年7月28日
ニートの歩きかたの作者、そしてギークハウスなどを考え出した人物、phaさんが本を売るイベント的なものをやっていたので行ってみた。
「頑張らない練習」と「夜のこと」をファーさんから買った。
そして、会場には俺がツイッターでフォローしている人がいたので声をかけたところ、
「ヤバそうな絵を描く人」みたいな認識で俺のことを知っていたようだ。
そしてその人、試験管みたいなやつとかを売っていた。ナイフとかも売っていたような…
頑張らない練習を売っていたファーさん、頑張りたくないですねと言っていた。
そうだ。まさに労働始めた今の俺に最も必要でもある言葉なのかもしれない。
今から3~4年くらい前、人生に絶望していたのだが、「ニートの歩きかた」や「しないことリスト」やその他色々な本など、ファーさんの思想に出会い、生きる気力が湧いてきたのであった。自分にとっての幸せとは何か、人生に何を求めているのかを浮き彫りにしてくれたような感じである。
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六本木ヒルズ森タワー 展望台に行った
六本木ヒルズ森タワー 展望台
都市の眼光に囲まれる
天空からの眺めか… pic.twitter.com/rL0FoL6Pxw
— 移動式 (@idoushiki) 2019年8月3日
視覚が気持ちよかったのね pic.twitter.com/EYU408VXy5
— 移動式 (@idoushiki) 2019年8月3日
六本木ヒルズ森タワーの展望台に登った。
以前も行ってきたのだが、今回は夜に行って夜景をいて見ることにした。
東京タワーが良く見える、新宿の方を見て見ると、エンパイアステートビルみたいなやつがうっすらと見えるし、台東区の方を見て見ると、スカイツリーもうっすらと見える。
地上を見下ろせば、車がミニカーみたいだ。
高い場所から地上を見下ろして、「人がゴミのようだ〜」みたいな感覚に浸れそうだ。
東京のビル群、建物がミニチュアのように感じられる。視覚が気持ち良い。
ビル群などを遠くや高い場所から眺めると視覚が気持ち良いという感覚がある。
例えるなら、手で複雑ながらも規則的に配置された凹凸のあるものを撫でているような感覚。その感覚を視覚で味わっている感じだ。
視覚でこの複雑の立ち並んだビルの塊を触っている、触覚を視覚で感じている。そんな感じ。
「都市の眼光」に囲まれると書いた。
夜の都会、ビルの赤いランプがたくさん見える。
点滅しているランプもある。
このランプの光がまるでこちらを見ている目のようだ。
瞬きしていたり、こちらをじーっと見つめていたりと。
目の前の景色一面にそんな赤い光の点がバーっと密集していてそれが遠くまで続いている。
これまた視覚が気持良い。
以前、昼間にも展望台に行ったことがある。
ホワアァァァッ
— 移動式 (@idoushiki) April 20, 2019
目が気持ちいいぜ pic.twitter.com/56VYaIKe0T
そして、高層ビルをしたから見上げるのではなく、上から見下ろすという体験も面白い。
遠近法を感じる。
地上で、空に向かって細くなっていくビルを見慣れている。
しかし、高いところから地面に向かって細くなっていくビルは普段見ることがないので斬新な感覚だ。
普段とは逆の状態にあるので、高層ビルを上から見下ろすと普段感じない謎の感覚が襲ってくるのだろう。
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スーツ オススメ
スーツを洗濯機で洗える時代
スーツを着て労働する人は多いことだろう。
しかし、スーツは洗濯機にぶち込んで洗うわけにもいかないし、手入れに手間がかかることだろう。
汚くなってきたらクリーニングやに持って行く必要があるし、クリーニング代もかかる。
しかし、スーツには洗濯機で洗えるタイプも存在するのである。
スーツ店に行くと、洗濯機で洗濯可能なスーツが売られていて、便利そうなのでそれを買うことにした。
専用のネットに入れて洗濯機にぶち込むだけでOKなので、クリーニングの手間がかからず楽に洗える。
洗濯機で洗っても、特にすごくしわくちゃになるわけではないし、クリーニングに出すとしたら1ヶ月に一度くらいで問題ないことだろう。
コスパよく、綺麗な状態を保ったスーツが着れるということだ。
特にブランドや材質などにこだわりが強かったり、オーダーメイドのスーツを着たいとかじゃないのなら、この洗えるスーツを買うことはかなりオススメである。
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無料のレンタルサーバ
Heroku
Herokuというwebサービスがある。
PHP、rubyやpyhonなどで製作したwebアプリを公開することができるレンタルサーバ的なやつだ。
無料で利用できる上にrubyやpyhonにも対応しているので便利である。
jp.heroku.com
Herokuのリンク
俺は、Herokuを使ってJavascriptとHTMLで製作したゲーム的なものを公開したり、PHPで製作したツイッターのボットを運用したりしている。
円周率暗記ゲーム
idoushiki.hatenablog.com
ツイッターで動いているbot「新子(にいこ)」
idoushiki.hatenablog.com
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