正規雇用とフリーター
正社員とフリーター
日本で労働者になる場合、正規雇用だと大抵8時間労働かそれ以上である。
自由な時間がたくさんほしい人や、体力がなくてあまり働きたくない人もいるだろう。
しかし、バイトなどの非正規労働だと、ある程度労働時間や日数に自由はきくのだが、正社員と比べて、ボーナスなどがないので収入が低くなるのが問題である。
一日8時間労働はだるいし、休みももっと欲しいと思う人がほとんどだと思う。
しかし、バイトだと賃金が安くて、人によっては満足できる生活を送れない場合もある。
つまり、労働時間に融通がきいて賃金もある程度高いのが理想的だ。
そのためには正社員という概念を廃止しよう。
非正規雇用が増えていることが悪い事かのような風潮があるが、むしろそれは逆であると考えている。
正社員は、企業側にもデメリットが多く、コスパも悪い。
例えば、以下のような問題点がある
・正社員にはらうボーナスにコストがかかる
・色々な福利厚生などにコストがかかる
・簡単にクビにできない
・年功序列制の場合は会社に長く居座っているだけの無能な給料泥棒が発生することがある
それに比べ、バイトを雇う場合は、企業側にこれらのデメリットが少ない。
そのため、正社員をほぼゼロにすれば、上記のような無駄な出費や負担を減らせるので、非正規雇用の賃金を上げる余裕が生まれると思われる。
それに伴って、国も最低賃金を時給2000円ぐらいに設定すればよい。この設定なら、非正規雇用でもフルタイムで働けば正社員の平均的な月収になる。
そして、「一億総高時給フリーター社会」を実現すれば良いと思う。
企業側は、正社員ほど多くのコストをかけずに労働力を確保できる。
労働者側は、自由な時間と、最低限の収入をバランスよく実現できるようになる。
つまり、win-winの関係になるということだ。
オランダ、今ここで書いたことに似ている社会になっているらしい。
オランダでは、ワークシェアリングという概念があるようだ
働く人数を増やして、一人当たりの労働時間を減らすというものだ。
また、賃金の差もフルタイム、正規雇用、バイトなどでほとんど差がないらしい。
http://www.cortex-culturemploi.com/sharing.html
ベーシックインカムを導入しよう
非正規だと、色々な保証が無いから嫌だとかいう考えもあるが、ベーシックインカムを日本にも導入すればよい。
大きい金額は支給できなくても、毎月2万円とか3万円ぐらい支給なら実現できるのではないか。
人間の代わりにAIや高性能ロボットが労働をするような時代が来たら、働かなくてもギリギリ生活できるぐらい、たとえば月々10万円ぐらい支給するようになれば良いと思う。
ベーシックインカムとは、簡単に言うと「国民全員が無条件でもらえる生活保護的なもの」である。
つまり、子どもからお年寄りまで月々一定額のお金が貰えるということだ。
idoushiki.hatenablog.com
↑ベーシックインカムについての過去記事
最近は、アメリカもベーシックインカムを試験的に導入するようだ。
www.businessinsider.jp