移動式のブログ

ガジェット、アニメ、プログラミング、考えたことその他色々・・・特にこれといったテーマはないカオスなブログです。

子孫を残すことや人類について思うこと

俺がもし結婚する相手を探すとして、相手に「子孫を残さない」という条件をつけるだろう。
結婚することには興味はあるが、俺は自分の子供を残したいとは思わない。
しかし、人間は自分の子供が欲しいと思うものなのだろうか。
子供を残したくないと思う人はどれぐらいいるのだろうか。


子供を残すことや、少子高齢化などについて俺が考えていることを書いていこうと思う。

苦しみと死を作り出したくない

人間は生きていれば良いことはある。
しかし、生きているからこそ、苦しみが生まれるし、死ぬ恐怖も味わうことになる。
そして、自分の子供が犯罪者になって苦しみを与える側になる可能性もある。
子供は自分の意思でこの世に生まれてくるのではなく、親の都合で強制的にこの世界に連れてこられるのである。
そして、強制的にこの世界に連れてこられたというのに嫌な思いをして苦しみながら生きていかなければいけない(時には良いこともあるが)。
この世界、かなりハードでなかなかきついものだし、自殺するにせよそれもかなり苦しむことになるので人間を新たに生み出そうとは思えない。
せっかく無の静寂の中で苦しみのない安堵に浸っていた魂をなんの本人の同意もなしにこの戦場に引きずり出したくない。
それならば、新たに人間を誕生させることに時間を使うよりも、今すでに生きている自分や他人を幸せにすることに力を注いだ方が良いじゃないかと思う。


子供が生まれなければ人類が滅びることを心配する必要はない

子供が増えなければ人口は減るし、人口が減っていけばいずれ人類は滅びる。
しかし、人類が自然に滅びたとして誰かが不幸になることはない。
例え人口が増えてきて人類が存続したとしても、資源や食料が足りずにみんな貧困や飢えで苦しむとかの方がずっと悲惨だろう。
さらにそれが原因で戦争が起こってたくさんの人が苦しむことになる可能性だって十分にある。
さらに、ナチスドイツみたいな国家が再び現れて、その国家が大規模に発展したとしたら、差別されて虐殺される人もたくさん出てくるだろうし、地獄である。

人類が滅亡することを願っているわけではないが、滅亡してもそれは仕方がないことだと思う。
どのみち、あと50億年後ぐらいまでに太陽系から脱出できる技術が出てこなければ太陽が寿命を迎えて人類は滅びることになる。
宇宙でさえ終わりがあるといわれているので、どんなものにでも滅びる時はくる。
どのみち終わりがあるのなら、存在している間、いかに幸せをたくさん生み出すかが大切だ。
単に人類の終わりを先延ばしにしても「長い地獄を味わう」ことになるぐらいなら滅びた方がましじゃないかと思ってしまうだろう。
人間には感情があるので、人間は苦しいことからは逃げたくなるし、不幸なことは嫌なことなのだ。

人類が滅びようが存続しようがどちらが悪い結果になるか良い結果になるかはわからないし、どうなっても自分が死んだら何もわからない。
そのため、人類の存続について個人が心配するような問題ではない。どうなるか想像して楽しむぐらいで良いだろう。


少子高齢化社会、出生率を下げよう

労働人口が減ることによって年金の資金源が減ってくるのでこれから年金が削減されるだとか、受給可能な年齢が上がるとか可能がある。
しかし、人口を増やしたところでまた同じことが繰り返し起こるだろうし、人口が少ない状態で社会を維持できるようにした方が良いだろう。
技術が発展しているので、ロボットや人工知能など、人間の代わりになるようなリソースを生み出せばよい。
また、どんどん少子高齢化を加速させれば人手不足によって働きたい人が簡単に仕事につけるようになることや、労働環境の悪い企業は人が集まらずに潰れていく可能性が高くなる。

そんな上手い具合に行くとは限らないだろうが少子高齢化社会を人口を増やすことによって解決しても、その場しのぎの解決で終わる。
再び人口が減ってきたら何度でも社会の維持ができなくなるかもしれない事態になるだろう。






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