移動式のブログ

ガジェット、アニメ、プログラミング、考えたことその他色々・・・特にこれといったテーマはないカオスなブログです。

空を見上げれば、タイムテレビがあった。

タイムマシン、タイムテレビ。
漫画で青いやつがポケットの中から出してくる空想上の機械だ。
しかし、空を見上げてみれば、そこには過去が写っている。
何気なく見ている星はヘタしたら何千年も何億年も昔の星だ!


宇宙とか、時間とかについて思ったことを感覚的に書きたくなった。
「光速」と「とりあえず、光速がこの世界で一番早い速度」ということについて考えたら、タイムマシンは無理でもタイムテレビってある意味すでに存在しているようなものじゃんと思える。


・光の速度と時間と距離
光の速度は秒速約30万キロメートルだと言われている。
そして、夜に見える星は、何千光年と離れているため、光が地球に届くまで何千年もかかる。
例えば、ベテルギウスという星は地球から640光年くらい離れているため、今見ている光は640年前に発せられた光ということだ。
過去を見ているということになる。その星を今見ていても、その見えている星は640年前の姿ということになる。
たとえ今その星が消えたとしても。640年過ぎるまで地球から見るぶんには存在し続ける。

・遠く離れた場所の現在を知ることはできない

以下、地球にいる観測者(自分)を主役として考えよう。
まず、自分は夜空の星を見た。そしてその星は100光年離れた星である。
星は100年かけて自分の目に届いたため、100年昔の世界が現在目の前に見えることになる。
もし、現在星が消えたとしても、地球にいる自分の目には星が存在していて、100年経つまで消えることはない。
神の視点で宇宙を見れば、星は消滅しているのだが、地球にいる自分の視点では、星が消えたことが伝わるまで100年かかる。
遠く離れた場所の「今この瞬間」を知ることはできないことになる。
そう考えると、数メートル先の人が「今」動いているように見えていたとしても、光が伝わる速さがあまりにも早いため「リアルタイムで」見ているように感じるだけで、実際に見ているものは全て過去のものである。
太陽の光が地球まで届くのに8分かかるらしい。面白いことに、今この瞬間太陽が爆発しても地球上では何に変化もなく太陽が見えている。そして、8分後に太陽が爆発する瞬間が見える!ということだ。