虫はきもいのか
虫を見るのは好きだ
毛虫、幼虫とか、ゴキブリとか、気持ち悪いし、触りたくないと感じる。
しかし、なぜだか虫を見かけると、写真を撮りたくなってしまう。
触りたいとは思わないが、虫を見たくなってしまう。
俺は「虫」そのものが好きなのではなく、「虫を見て感じるキモイという感覚」が好きなのかもしれない
人間から見れば虫はキモく見える。
しかし、彼らはその形が彼らにとっての「普通の形」であり、人間の形は奇妙である。
人間も、薄い皮膚内側に臓器や排泄物がぎっしり詰まっている「グロテスクな風船玉」で、十分に気持ち悪い。
それなのに、虫をキモイと感じるのはなぜだろうかといつも考える。
そして、虫を見て鳥肌が立ちそうになりながらも、なぜか虫を近くで見ていたくなって、その気持ち悪さを堪能したくなってしまう。
虫を見ると「キモイ」と感じる自分の、何かに対して「キモイ」と感じたときの、その「キモイと感じる」事がくせになるから、「キモイ」ものを自ら進んでじっくりと鑑賞したくなる。
虫そのものが好きなのではなく、自分の、「何かを見てそれを気持ち悪いと思ってしまう感性」が働くこと面白いので、虫を見たくなる。
— 移動式 (@idoushiki) 2018年6月19日
なぜ気持ち悪いと感じているのだろうか、どう考えても人間もキモいだろ。虫よりもずっとでかい内臓や排泄物がぎっしり詰まっているのだから。