移動式のブログ

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虫はきもいのか

虫を見るのは好きだ


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毛虫、幼虫とか、ゴキブリとか、気持ち悪いし、触りたくないと感じる。

しかし、なぜだか虫を見かけると、写真を撮りたくなってしまう。
触りたいとは思わないが、虫を見たくなってしまう。


俺は「虫」そのものが好きなのではなく、「虫を見て感じるキモイという感覚」が好きなのかもしれない

人間から見れば虫はキモく見える。
しかし、彼らはその形が彼らにとっての「普通の形」であり、人間の形は奇妙である。

人間も、薄い皮膚内側に臓器や排泄物がぎっしり詰まっている「グロテスクな風船玉」で、十分に気持ち悪い。
それなのに、虫をキモイと感じるのはなぜだろうかといつも考える。

そして、虫を見て鳥肌が立ちそうになりながらも、なぜか虫を近くで見ていたくなって、その気持ち悪さを堪能したくなってしまう。
虫を見ると「キモイ」と感じる自分の、何かに対して「キモイ」と感じたときの、その「キモイと感じる」事がくせになるから、「キモイ」ものを自ら進んでじっくりと鑑賞したくなる。