移動式のブログ

ガジェット、アニメ、プログラミング、考えたことその他色々・・・特にこれといったテーマはないカオスなブログです。

テクノロジーでディストピアをつくるな

嫌な未来予想

色々な技術が進化して、便利な世界になるのは確かだが、危険性もある。
技術の発達で実現する可能性のあるディストピアを想像してみた。

国家がAIを利用して役立たずを処分する

AIは、自動運転だとかゲームをプレイするだとか、便利なものになりそうだが、使い方次第では危険なものになる。
まず、「人間選別システム」だ。
まずは、コンピューターにダメ人間の行動パターンや遺伝子、脳波など、いろいろなパターンを覚えさせる。
ダメ人間の特徴をコンピューターに叩き込んだら、そのデータをもとに子供をスキャンする。
そして、将来的に犯罪者のように社会に害のある人間や、引きこもりニートのようにあまり役に立たないと思われる人間を見つけたら、隔離したり無理やり国家の都合の良いように利用されたりするようなことがありえるかもしれない。

このシステムがそのうち小学校や中学校の健康診断の項目に加えられるかもしれない。

これを、「人間間引きシステム」と命名しよう。



思想の自由が奪われる


wired.jp
この記事によると、脳波を解析して、個人の思考を読み取ることは可能なようだ。

それなら何が起こるか想像はつくだろう。これは国や組織にとって都合の良い技術だ。
国は、国民の思考を読み取って、危険な人物や役に立たない人物を判別して、隔離することが出来る。組織は、反抗的な考えを持つ人間をいち早く見つけて、排除することが出来るようになる。

つまり、「脳内で何かを考える自由」すら認められない社会が誕生する可能性があるということだ。これは危ない。
例えば、独裁国家が国民の思考を定期的にのぞき見して、少しでも国に不利益な事を「考えただけ」で罰せられるような社会ができるだろう。
つまり、トップに反抗的な人物を全員排除して、従順な奴隷のみで構成された組織を簡単に作れるようになるということだ。
嫌な世界だな。

また、他人の思考を読み取る装置を悪用する人間も出てくるので、「他人の脳内をのぞき見すること」を禁止する法律などを作らないと、プライバシーが完全に無い世界になってしまう。

自由に物事考えることが出来ない世界が訪れるかもしれない。