宿題いらない
宿題があると、「宿題をOO日までに終わらせなければいけない」という不快感を払拭するために「宿題を終わらせる」事が目的になってしまい、肝心な
「内容」が全く頭に入ってこない。
そして、宿題を終えると、たくさん勉強した気になってしまって、学習意欲が下がる。
宿題無し(自主学習)なら、自分の苦手な分野を重点的にできるし、効率よく学習できる。
さらに、自分の好き勝手でやっているので、ストレスが無い。
その結果、勉強に夢中になり、勉強量が自然と増える。
宿題があると、なぜだか何かに追い掛け回されているようなせかされているような感覚が四六時中付きまとってくるので、休みの日も気分が悪い。そして、何をやっても楽しく感じない。
何か好きな事をしていても、その後に宿題をやらなければと思いだした瞬間にげんなりとする。
そのため俺は、夏休みの宿題みたいなものは休み開始直後の数日間の間にほとんど終わらせるタイプだった。
しかし、夏「休み」なんだから、宿題自体がなくてもいいんじゃないかと思うことが時々あった。学校で勉強をしているのだから、夏休みは普段できないような体験をしたり、遊んだり、勉強といったん離れて脳みそをクールダウンするためのものだと思う。
しかし、その休みの期間に宿題を出すというのなら「休み」である必要がないのではないか。「夏季自宅学習期間」といったほうが適切だと思う。
宿題は成績が悪くて、ヤバい状態の人だけ出してもらえばいいと思った。
しかし、勉強が苦手なら、スポーツとか、ゲームとかみたいに、趣味に打ち込めばいいと思う。
人それぞれ適性は違う。学校の勉強に向いていない人はいくらでもいる。
しかし、勉強が本当に嫌いな人間はこの世にはいないと思う。
ゲーム好きな人は、ゲームの内容に凄く詳しいように、自分の好きなものの事なら覚える気がなくても覚えているという人はたくさんいると思う。
例えば、ポケモンとかドラクエやってた時、特に意識して覚えようとしたわけでもないのに、モンスターの名前をほとんど記憶していたように。
このように、人間は無意識のうちに勉強していて、何かしらを自動的に学び取っている。
そのため、自分の好きな事に幼いころから全力で打ち込んでいれば、その好きな分野の知識とか経験が身について、ある程度社会的に活躍できるレベルの人になっているんじゃないだろうか。